松久宗琳佛所では、寺院から個人の方まで、
あらゆる仏像制作をお受けしています。
松久宗琳佛所では、寺院の堂内に安置する大きな仏像制作から、
個人の方がお手元において手を合わせる念持仏の他、肖像彫刻や頂相など
あらゆるご相談をお受けしております。
規模の大小にかかわらず、祈る気持ちに変わりはありません。
どんな小さいことでも遠慮なくお声がけください。
お話をお聞かせください
お客さま、お施主さまのお気持ちに耳を傾け、じっくりお話し合いを重ねます。その中から豊富な経験と実績に基づいて、ご意見・ご要望を最大限に汲みとった企画・提案をいたします。
例えば・・・
佛所の見学にお越しください
実際の佛所の空気に触れることで、お客さま、お施主さまに、ご要望やイメージをふくらませていただきたいと考えております。
例えば・・・
仏像は完成がゴールではありません。
ご依頼くださった方の手元に届いてからの「仏像とともにある時間」のために、わたしたちは最善の努力をいたします。
截金や仏画の制作、仏像修復においても、同様の姿勢で臨んでおります。
工程方法の選択
仕上げ方法の選択
※簡単な修理記録の作成(写真等)
※胎内納入物の確認
かつて大陸より渡来した仏像とともに
日本に伝わった幻の截金
仏像・仏画における最終工程である「彩色」と、仕上げにおける最高技法「截金」、
この二つの伝統技法を融合させ仏さまを美しく荘厳し、
装飾美の極致ともいうべき華やかな世界「截金彩」を展開いたします。
現在では仏教美術の枠を越えて、截金そのものが工芸の一分野として確立しており、
古典文様にとらわれない新しい感覚のデザインをモチーフに、
香合や数珠箱といった工芸作品も制作いたします。
仏像や木彫品以外にも、
截金を施すこともしております。
松宗院截金
松宗院截金の大きな特徴は、截金だけではなく、彩色を取り入れ、それらを組み合わせて施しているところにあります。
松宗院截金の代表で、女性として初めての截金師・真(ま)やにより確立され、当佛所では「截金師」ではなく「截金彩師」と称する所以であります。
現代に即した方法での箔合わせの考案、截金を多様に展開させるためのプラチナ箔の使用、古典模様を基調にアレンジした文様の考案など、さまざまな試みを重ね、古来の技法、文様を踏襲するだけでなく、截金の可能性を創造し続けております。
松久真や
京都市出身
松宗院截金代表
宗琳の長女として生まれる。平安女学院短期大学を卒業後、商業デザインをはじめとする様々な分野のデザインを学び、その後、京都仏像彫刻研究所に入所し、截金師としての道を歩む。父・宗琳の彫像すべての截金、彩色を担当するとともに、時代に即した技法を考案し、松宗院截金として確立させた。
主な代表作:岩屋観音、四天王(京都・金閣寺)、丈六阿弥陀仏(大阪・四天王寺)、
五大明王、五智如来像(千葉・成田山新勝寺)など多数。