日本には古来から、念持仏(ねんじぶつ)という概念があります。
法隆寺蔵の橘夫人の念持仏や、豊臣秀吉の三面大黒天などが有名で、個人の想いや願望、信念を叶える為に彫られてきました。
身近な仏像としては、お仏壇の仏像やお軸が挙げられます。代々と受け継がれた仏壇に納まる仏様に馴染み深い方は多いでしょう。
しかし、仏壇の場合、祖先をお祀りするというニュアンスが強いので、一個人の祈願や信念の対象としての念持仏とは少し違うところです。
以上が、造像における
大まかな流れとなります。
まずはお気軽にご相談ください。