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松久真や

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    松宗院截金 代表

【截金との出会い】

松久宗琳の長女として京都に生まれました。高校卒業後はデザイナーを志し、インターナショナルデザイン研究所において、商業デザインを初めとする様々な分野のデザインを学びました。その後、父である宗琳の進言を受け、古来より伝わる截金の道に入りました。もともと截金は、男性のみ携わる世界でしたが、宗琳のもとで仕事をしていた截金師から手ほどきを受け、基礎的な手法を習得し、歴史上初の女性截金師となりました。
しかしその間、截金の世界の「技法の非公開」という閉鎖的な体質に疑問を感じ、その将来性に危惧を感じました。

【截金を身近に】

昭和五四年、「截金の技法」を著し、世に始めてその技法を紹介いたしました。同時期、より広く一般の人々に截金の技を伝達することを願い、宗教芸術院において「截金教室」を開講しました。その教室からは、一般の愛好者はもちろんのこと、プロの截金師として活躍中の人々が多く育ち、巣立って行きました。「截金に関して自分の知っている限りのことは、すべて伝え教える」という松久真やの指導姿勢を慕って、今も多くの人が截金教室に通い、技を学んでいます。

【創作と教授】

「截金は、仏像、仏画に施すことが本来のかたち」という考えを根底に置きながらも、截金の可能性をさまざまな対象に試し、現在は女性截金師の先駆者として、「創作と教授」の道を、自身のペースで歩んでいます。